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大手安定企業のメリットとデメリット

先週・先々週と、たまたま企業の人事の方々が集まるイベントに2つ参加する機会がありました。
そこで企業の人事責任者の方々と直接お話をさせていただき、改めて感じたことを整理したいと思います。

■大手安定企業の強みと課題
大きな組織や安定した組織であればあるほど、これまでのやり方を変えたり、現状に合わせて仕組みを修正したりすることに、多くの時間と労力を要する印象を受けました。

もちろん、大手安定企業で働くメリットは大きいです。
・雇用の安定性が高い
・給与水準が平均より高い
といった点は、まさに安心材料と言えるでしょう。

一方で、新しい取り組みへのチャレンジには慎重で、前提条件や規則が厳しく、柔軟性に欠ける面も少なくありません。

■ベンチャーや再起をかける企業の特徴
対照的に、ベンチャー企業や業績が一度大きく落ち込み「変わらなければならない」「今より成長しないいけない」と認識している企業では、柔軟性が高く、新しい取り組みに前向きです。

人事の領域で言えば、
・副業制度の導入
・職種別採用の積極活用
など、時代に合わせた制度をスピーディーに導入している事例を多く見かけました。

安定と柔軟性、どちらを選ぶか

これは人事に限らず、組織一般に言えることかもしれません。
規模や安定性が大きければ大きいほど融通は利きにくく、その分、働く人にとってはストレス要因になりやすい。
逆に、不安定な状況だからこそ「良いものは積極的に取り入れよう」という姿勢が生まれ、仕事がやりやすいと感じる場面もあります。

感じた点は、大手安定企業の方が、雇用は安定している一方で、前提条件(自分では返れない条件)が多く、仕事はしにくそうにも感じました。

公務員のように制度が盤石であるがゆえに変化しにくい仕事と、変化を強いられる企業での仕事
――どちらが自分に合うかは、人によって大きく異なるでしょうね。

イベントでの議論を通じて、人事テーマ一つとっても「会社の風土によって取り組み方は全く違う」と実感しました。

そして改めて、「自分ならどんな会社を選ぶだろうか」と考えるきっかけになりました。

安定か、挑戦か。

どちらに価値を置くかは個人次第ですが、自分自身のキャリアを見つめ直す良いタイミングだったように感じました。

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