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初任給はどこまで上がり続けるのか

ここ数年、「初任給引き上げ」のニュースを目にする機会がかなり増えました。

実際、採用の現場にいても、「基本給を上げる方向で検討しています」という話は増えています。
特に大手企業や、採用競争が激しい業界では、“上げないと戦えない”という空気感すら出てきています。

今回のリクルートワークス研究所のデータを見ると、その流れが非常にわかりやすく表れています。

2023年までは、約10年近く大卒初任給の平均値はほぼ横ばいでした。もちろん少しずつの上昇はありましたが、
「毎年数千円上がるかどうか」という世界です。

ただ、2024年から流れが一気に変わっています。

2024年:21.8万円
2025年:22.8万円
2026年:23.7万円

この伸び方は、ここ10年の流れとは明らかに違います。

実際、私の体感でも、ここ1〜2年は「前年より8,000円〜1万円程度上げる」というケースがかなり多い印象があります。特に建設・IT・メーカー系など、人材確保が難しい業界では顕著です。

おそらくこの流れが続けば、2027年〜2028年には、大卒初任給の平均値が25万円を超えてきても不思議ではありません。

もちろん、体力のある会社はこの流れについていけます。
しかし一方で、サービス業を中心に、「そこまで簡単に給与を上げられない」という会社もかなり多いのが現実です。

特に、

・利益率が高くない
・人件費率が高い
・店舗数が多い
・既存社員との給与バランス調整が必要

といった会社は、初任給だけを急激に上げることが難しいケースも少なくありません。

ただ、採用市場ではどうしても“数字”が見えてしまいます。

学生側も比較します。

「A社は25万円」
「B社は22万円」

となると、仕事内容や将来性を見る前に、まず給与で比較されてしまうことも増えます。

もちろん、給与がすべてではありません。

実際には、

・働きやすさ
・人間関係
・休日
・成長環境
・勤務地
・教育制度
・キャリアの広がり

こういった部分も非常に重要です。
※困ったときはハーズバーグの動機づけ理論ですね。

「何を魅力として伝えるのか」

が今まで以上に重要になってくるのかなと思います。

例えば、

・若手でも裁量を持てる
・転勤が少ない
・地元で長く働ける
・一緒に働く仲間
・教育が手厚い
・やりがいが大きい
・ワークライフバランスが整っている

など、“給与以外の価値”をどれだけ言語化できるか。
ここが採用力の差になっていく気がします。

採用市場全体として見ても、“給与競争”だけではない戦い方が、ますます重要になっていきそうに感じます。

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