仕事の選び方
最近、改めて感じていることがあります。
それは “仕事量をどうキープするか” ではなく、 “どんな仕事を選ぶか” が大事 だということです。
仕事をしていると、ふと空き時間が生まれることがあります。
そんな時に「埋めないと」と焦ってしまい、
・得意ではない仕事
・本当はあまりやりたくない仕事
・効率の悪い仕事
をつい入れてしまうことがある。
これは私自身も何度も経験してきました。
■ 仕事は必ず “埋まる” という不思議な現象
私の周りを見ていても、仕事量って不思議と増減しながらも、最終的には皆、一定以上の仕事を抱えていきます。
一時的に仕事が減ってヒマそうにしていた人が、数ヶ月するとまた忙しくなっている──
これはその人が特段優れているからというより、実は人はキャパシティが埋まるまで仕事を入れてしまう性質があるからです。
これは「パーキンソンの法則」と言われていて、
人間は余白があると、自然とその余白を仕事で埋めてしまう。
つまり、放っておいても仕事量自体は埋まる。
だからこそ、
“量をキープする” ことに価値はあまりない のだと思います。
■ 大事なのは「どんな仕事を入れるか」
本当に大切なのはここから。
● 自分の能力が活きる仕事
● 自分がやりたいと思える仕事
● 社会に役立つと思える仕事
● きちんと費用や報酬が見合う仕事
● 自分の評価につながる仕事
● 自分の成長につながる仕事
こういう仕事を 自分で選んでいくこと。
そして、選ばれるように準備していくこと。
この「選択の質」こそが、キャリアを大きく左右するんだと実感します。
仕事量はどうせ自然に埋まる。
だからこそ、埋める“内容”にこそ頭を使うべきで、
そこを間違えると効率も満足度も損なってしまう。
私自身も最近、この視点が抜け落ちていたと感じています。
改めて、自分の仕事の選び方を考えてみたいと思います。