アニメキャラに“設定力”を学ぶ
最近、子どもたちと一緒にアニメを見る機会が増えてきました。
何気なく見ているだけなのに、ふと気づくと――
「あ、この人、まるでジャイアンみたいだな」とか
「この部長、スネ夫感あるな…」なんて、
職場や採用現場での“人物像”とキャラクターが結びつけて表現するってよくありますよね。
この感覚、意外とバカにできないなと感じています。
■ 印象が強烈すぎるキャラたち
改めて挙げてみると、アニメのキャラクターって、ペルソナとして優秀すぎる。
ジャイアンタイプ
→ 自己中心的。成果を横取りしがち。声が大きい。
(でも根は仲間想いだったりもする)
スネ夫タイプ
→ ちょっと鼻につく。優秀だけど他人を見下す傾向あり。お金持ちアピール強め。
ドラえもんタイプ
→ 問題解決力抜群。サポート上手。存在が安心材料。
孫悟空タイプ
→ 困難を楽しむタイプ。根性と愛嬌で周囲を引っ張る。逆境に燃える。
ルフィ(ワンピース)タイプ
→ 仲間想いで一直線。人の良いところを見るタイプ。
碇シンジ(エヴァンゲリオン)タイプ
→ 内向的で繊細。でもハマればすごい力を発揮する。扱い方が難しくて女々しい。
など
これだけパッと見で「どんな人か」が伝わるって、すごいこと。
つまり「キャラが立っている」んですよね。
採用における「ターゲット設定」も、突き詰めればこのレベルの“キャラ設計”が必要なんだと思います。
「明るく元気な人」では伝わらない。
「ジャイアンみたいなタイプは合わないけど、ルフィみたいな泥臭さは歓迎」くらい具体的なイメージがあると、求人の精度もぐっと上がるなと。
✔ どんな場面で活躍する人か
✔ どんな仲間と相性がいいか
✔ どんなセリフを言いそうか
ここまで想像できるレベルの“人物像”を描けたら、採用の方向性ってはもっと明確になりそう。
アニメに学ぶ採用戦略、意外と深いテーマかもしれません。。